久保田農園では30種類以上の柑橘を栽培しています。その中から代表的なものをご紹介します。それぞれの品種を、一番美味しい時期に出荷していますので、ぜひ旬の味をお楽しみください。
手書きイラスト品種紹介(拡大できます)
出荷時期:4~6月
能古島の特産品です。樹になったまま完熟させる「樹成り」法をとっているため、通常の甘夏よりも酸味がまろやかで、甘さ、うまみも秀でています。
甘夏について詳しくはこちら・・・
上手な保存法・むき方はこちら・・・
出荷時期:1~3月
いよかんは、甘味と酸味のバランスがよく、みかん通にも人気の品種です。特に香りの良いみかんで、手で皮をむくと、部屋中に爽やかな香りが広がります。
中の薄皮をむいて食べたほうが、雑味なく、すっきりとした味わいを楽しめます。
果汁が非常に多いので食べる時はタオルの準備をお忘れなく!
出荷時期:3~5月
甘くて味わいは濃厚でくせがありません。果肉はしっかりとしており、中の薄皮は柔らかく食べやすいです。種はありますが、種があっても食べたくなるおいしさです。温州みかんのように小ぶりなので、お弁当の一品としても重宝します。
実は、以前は日本でも多く作られていた品種です。しかし、現在は国産のマーコットはかなり少ないため市場には出回っておらず、ほとんどが輸入品です。
カットみかんにしても、手で剥いても食べられます。
出荷時期:2~3月
土佐文旦は、文旦の中では小ぶりな品種ですが、それでもずっしりとした大きなみかんです。爽やかな香りとシャキシャキの果肉でぺろりと一つ食べてしまいます。リピーターの多い品種です。外皮は分厚いので手ではむけません。包丁で頭とお尻を切り落とし、側面に切り込みを入れてからむくとやりやすいです。詳しくは上手な保存法・むき方のページをご覧ください。中の薄皮は固いので、果肉だけをお召し上がりください。
出荷時期:3~5月
通称でこぽん。果肉は柔らかで、果汁がたっぷりです。外皮は手でむけて、中の薄皮も食べられるので、とても食べやすいので、老若男女に人気のみかんです。頭のデコは、花が咲くときの気温が高いとできるものです。久保田農園の不知火は露地栽培なので、気温が低くてデコができない時もあります。デコがなくても味は変わらないのでご安心ください。
出荷時期:5~7月
宮崎県の特産として有名な日向夏です。果肉はすっきりとして、初夏にふさわしい爽やかな味わいです。このみかんの特徴は、外皮と実のあいだの白いわたの部分に甘味があることです。召し上がる際には、果肉と白いわたの部分とを一緒にそぎ切りにしてください。
むき方について詳しくはこちら・・・
また、グレープフルーツのように半分に切り、上に砂糖をかけて食べてもおいしいです。ちなみに、久保田農園初代の勝はわさび醤油でさしみ風に食べていました。
出荷時期:11月末~3月
見た目は緑色ですが、中身は甘い!というギャップ萌えのオレンジです。すっきりとした味わいで、季節はまだ冬だけど一足早く「甘い春」を味わえる、というネーミングが素敵です。手ではむけないのでカットして食べるのがおすすめ。酸味はとがっていないので、お子様でもお召し上がりいただけます。
出荷時期:12~1月
主に鑑賞用として、お正月の飾りなどに使用される縁起のよい柑橘です。香りがとてもトロピカルで芳香剤になりそうなほど良いにおいが沸き上がるので、部屋においておくと気持ちもよくなります。食用としては薄切りにして漬物、砂糖漬け、マーマレードなどがおいしく召し上がっていただけます。あまり知られていませんが、食用としてもなかなかいけます。
出荷時期:11~12月
柿のように外皮が赤いのが特徴です。癖がなく濃厚で糖度も高くなります。風味はみかんというよりはオレンジに近いでしょう。皮はむきにくいのでカットがおすすめです。機能性成分のβークリプトキサンチンを多く含みます。
2014年に品種登録された比較的新しい品種です。
出荷時期:8~11月
オーストラリア原産の非常に変わった柑橘です。
みかんのような細長い粒ではなく、まん丸のキャビアのような果肉を持ちます。そのためキャビアライムとも呼ばれています。プチプチとした食感が楽しく、香りは山椒のようと評されます。焼き牡蠣にのせたり、カルパッチョ、タルトなど様々な料理に使うことができます。
※能古島のこの市での限定販売となります。ご了承ください。